教えてくれたのは昔の上司
【結果よりプロセス】
これは私のポリシーの１つ。
"数字（結果）がすべて"といわれる営業職をしている時も、ずっと大切にしてきました。
「結果とプロセス（過程）、どっちが大事？」という人もいますが、もちろん「努力したんだからいいっしょ！」というワケにはいきません。
実際、大変なことも多いですよねぇ。。
この言葉を教えてくれたのは、昔の上司です。
社会に出て2年目の頃だったかな。
バイトしていた先のダイエー※の総支配人が、仙台店の全従業員向けにお便りを下さったんです。
※ダイエー：かつて日本最大手の総合スーパーでした。
その中に書かれていたのが
【結果よりプロセス】でした。
上司の真意をくみとる
当時、私が勤務していた仙台店は、全国でも売上が常に上位で、結果を出し続けていた店舗でした。
物がよく売れていた時代でしたし、毎日大勢のお客さんでにぎわっていたなぁ。
お便りには
・従業員の努力や頑張りを見ている。
・もし売上が思うように上がらなかったとしても、結果よりそのプロセスが大切。
いうようなメッセージが書かれていました。
順調にものが売れている時代だったし、全国の売上上位店でもありましたが、うまくいっている中でも上下することはあります。
結果を出してこそのプロセスではあるけど、結果を出すための無理な売り方や正しくない努力は望んでいないという意味合いが含まれていたと思います。
私ね、ジーンときて結果よりプロセスを心に刻んだんです。
総支配人からのおたよりは、ダイエーを退職した後もずっと大切に引き出しにしまっていて、時々出しては何度も読み返していました。
それにしても・・・バイトにも正社員と同じようにおたよりを配布して下さったことは貴重で、本当に感謝しています。
その支配人は、確か野菜売り場からのスタートで、叩き上げの経歴の方だったと聞いていました。
総支配人としての指示は的確だし、人情味がある方で尊敬していました。
社会に出て初めて、心から尊敬した上司なのです。
営業職の【言葉のお守り】として
その後、転職して「売上ワッショイ！」な職場で働き続ける中、うまくいかなくてしんどい時も多々あり（涙）
「結果出せない営業は要らん！」みたいなことも、言われたこともありますが
数字上げるための"押し込み"は、絶対にやらない！
やりたくない！
という自分のポリシーを貫いてきました。
貫くからには全力でプロセスを積み重ねて、心をこめてやるだけやらないといけません。
総支配人の言葉を何度も頭に浮かべて、「やるだけやってもダメならそういうことだ！」と開き直ってがんばりました。
で、お客さんのために泥くさく頑張っていたら、崖っぷちヨッシーに神風が吹いて、奇跡の売上が立つことも。。（お客さんのおかげです）
ちょっと話がソレてきた。
これ、営業の話だけじゃなくて、生き方にも通じる。
結果が全て！というポリシーの方もいるし、ヨッシーみたいな方もいる。
人それぞれだから、どちらでもいいのですが
プロセスを大切にする生き方の方が、私は好きです。
ヨッシーより
プロフィール ヨッシーPRESENCE
国家資格キャリアコンサルタント
元消費財メーカー営業職。地域特性を活かした店舗ブランディングと地域密着型販売促進が得意。
多種多様なクライアントに伴走した経験を活かし、人のよいところを見つけ、個性をポジティブに活かすスタイル。
相談者の本音に寄り添い「ありたい自分」への変容をサポートしている。
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