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【贈り物好きの心理】親に認めてほしかった子ども

あなたは誰かにものをあげたくなることが多い方ですか?
それとも、ほとんどあげることはありませんか?

今日は【贈り物好き】の奥に見つけた心理について書いていきます。

【贈り物好きな人】

ものをあげるのが好きな人:Aさんとしましょう。
Aさんは人にものをあげるのが好きです。
でも、誰にでもあげたいのではなく、自分が大切に思っている人が対象。
誕生日プレゼントはもちろんのこと、お盆や年末年始など時節のてみやげ、旅行に行った時のおみやげは欠かさず用意していました。

Aさんは義務感からではなく、大切な人を喜ばせたいという思いで、品物選びをします。
大切な人が喜びそうなものを出先で見つけると、嬉しくなって買うこともありました。

Aさんは何かをしてもらった時の感謝の気持ちを、ものを贈ることで表すことがあります。
言葉でも「ありがとう」と伝えますが、言葉に加えて相手への感謝の気持ちを形で表したいからでした。
Aさんの身近には、Aさんと同じように気持ちを表す贈り物をくれる人がいて、2人の間には「もののやり取り」が「相手を思う気持ちの交流」にもなっていました。

Aさんのとまどい

自分が「贈り物好き」だと認識していたAさんですが、ある日から少しとまどうようになります。

Aさんからのプレゼントをいつも喜んでくれていた大切な人に「この前ももらったばかりだし、そんなに気を使わなくていいよ。手ぶらで来てね」と言われました。
その時Aさんは、気を使ってくれているんだなと思いました。
でも、その次の時も同じように言われ、自分のプレゼントが相手に負担を感じさせているのかもしれないと思い、普段は手ぶらで行くようにして、間隔を空けてみたのです。

「なんか落ち着かない」
Aさんが行くと、たいせつな人はいつも美味しい食事をごちそうしてくれます。
手ぶらで行くと、ごちそうになりっぱなしで、なんだか申し訳ない気持ちになるのでした。

さて、この時のAさんの気持ちをあげてみましょう。

・相手を大切に思い、日頃から深く感謝している。
・自分の思い(感謝)を言葉で表現できていない気がする。
・自分の気持ちを伝えたい。わかってほしい。
・相手を喜ばせたい。
・相手が喜んでいるのを見るのが嬉しい。

Aさんは身近にいる同じような考え方をする相手とは、お互いに上記の心の交流ができて、ほんわか嬉しい気持ちになります。

子供の頃に感じていた寂しさの現れ

ちょっと違う視点から考えてみると、Aさんの大切な人は十分に感謝や信頼を感じることができているから、『もの』での表現は必要としていないのかもしれません。
※この辺は、【与えること】と【受け取ること】のバランスも関係してきますけど。

 



もしかすると、Aさんは子供の頃、何かをしないと親がほめてくれないとか、親にほめて欲しくて一所懸命やっても認めてもらえなかった経験をしているかもしれません。

子供の頃のこういった寂しさ、悲しみって、大人になっても消えないものです。
なので、親に感じていた欠乏感、承認欲求を、大切な人に対し無意識に求めているのだと思います。

子供の頃に【無償の愛】を感じることって大事だなぁ。
親はもちろんのこと、周りの大人は子供に対して【無償の愛】をたくさんあげたいですね。

Aさんは大切な人から無償の愛をもらって、「贈り物好き」の向こう側にいる自分を見つけました。
これからはちょうどいいバランス感で、交流をしていくことでしょう。


それでは、今日はこの辺で。
読んで下さってありがとうございました。

PRESENCE  ヨッシーより

 

 

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❁プロフィール ヨッシーPRESENCE

生き方コンサルタント
元消費財メーカー営業職。正直で表裏のない性格は取引先からの厚い信頼を得る。
本質を見据え、一緒に考え取り組むスタイルで、経営者層からの深い相談も多い。
国家資格キャリアコンサルタント